ジンバブエ めちゃ遠い国へ(2) 「うそつきぃぃ」 思わず叫んだジンバブエでの桜子の第一声であった。 降り立ったヴィクトリアフォールズ空港はめちゃ小ちゃくって、入国手続きのカウンターは机がポン置いてあるだけ。乗客は並んでても通りすぎても多分わからないでしょ。 運転手さんが指を指すほうを見たら煙が上がってる・・・あれがヴィクトリアの滝だ。国立公園の中からしか滝は見れないので今日はぐっと我慢の子。 ヴィクトリアフォールズの街で一番人気のレストラン「ザ・ボーマ」は電話すれば迎えにきてくれまーす。まずはジンバブエの伝統的な食事前の儀式で、席についたままボールと水差しを持ってきてくれて、手を清めてくれます。 食欲の限界に挑戦してたら真中の広場で民族ダンス、もう食べたり見たりで忙しいのなんのって。そして次々にいろんなスタッフが回ってきて、占いだとか、私は歴史について話そう、とか傍らではお面を彫っている人がいたり、楽器を作ってる人がいたり・・・とにかくエンターテイメントが一杯! スタッフが「これを食べてみろ」って持って来たのはなんと芋虫!ぎゃ〜〜、これだけはカンベンって思ったんだけど、食べたら「芋虫食べました証明書」を発行してくれるって言うので挑戦。皮が硬いんだけど、ソースが美味で「うう〜ん、これはやみつきに・・・ならない、ならない」。 どこでも多分生きて行ける桜子の、ジンバブエの第一日目は無事終わったのであった。 The Boma |