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ジンバブエ めちゃ遠い国へ(2)

ジンバブエ めちゃ遠い国へ(2)


「うそつきぃぃ」

思わず叫んだジンバブエでの桜子の第一声であった。
だって、ガイドブックには20度って書いてあったからセーターを着てきたのに、なななんと・・・35度・・・。
やっぱり情報が少ないだけにちょっぴりやられた・・・って感じ。

降り立ったヴィクトリアフォールズ空港はめちゃ小ちゃくって、入国手続きのカウンターは机がポン置いてあるだけ。乗客は並んでても通りすぎても多分わからないでしょ。
街まではタクシーで30分位。でももちろんエアコンはないは、窓は開かないは、ドアもガタガタ・・・この先大丈夫かしら・・・。

運転手さんが指を指すほうを見たら煙が上がってる・・・あれがヴィクトリアの滝だ。国立公園の中からしか滝は見れないので今日はぐっと我慢の子。
35時間の長旅だったし、おいしいものをたらふく食べて明日に備えよう。

ヴィクトリアフォールズの街で一番人気のレストラン「ザ・ボーマ」は電話すれば迎えにきてくれまーす。まずはジンバブエの伝統的な食事前の儀式で、席についたままボールと水差しを持ってきてくれて、手を清めてくれます。
そして乾杯は白酒みたいなドロドロのお酒「チブーク」、発泡してるんだけど、これが苦くって一口でギブアップ。昔ながらの作り方って言ってたけど、まさかクチャクチャ唾液と混ぜて作ったんじゃないわよね〜〜。不安・・・
そしておつまみの盛り合わせ。この後どこへ行っても思ったんだけど、お野菜が半端じゃなくおいしい!さつまいもの揚げたものはまさにやめられない、とまらない。
次にオードブル。私はコロッケ(芋に魅せられてしまった)。
そしてメインコースはビュッフェで取り放題。サラダ、オードブル、そして10種類以上のゲームミートのバーベキューはその場で焼いてくれるの。
オーストリッチ、クロコダイル、鹿、インパラ、後は名前も聞いたことの無い肉、肉、肉。そしてキャンプファイヤーでは、大鍋でおいしいスープ。

食欲の限界に挑戦してたら真中の広場で民族ダンス、もう食べたり見たりで忙しいのなんのって。そして次々にいろんなスタッフが回ってきて、占いだとか、私は歴史について話そう、とか傍らではお面を彫っている人がいたり、楽器を作ってる人がいたり・・・とにかくエンターテイメントが一杯!

スタッフが「これを食べてみろ」って持って来たのはなんと芋虫!ぎゃ〜〜、これだけはカンベンって思ったんだけど、食べたら「芋虫食べました証明書」を発行してくれるって言うので挑戦。皮が硬いんだけど、ソースが美味で「うう〜ん、これはやみつきに・・・ならない、ならない」。

どこでも多分生きて行ける桜子の、ジンバブエの第一日目は無事終わったのであった。


The Boma
ヴィクトリア・フォールズ・サファリロッジ内
Tel : (013)4725/8
19:00 〜 22:00 daily
US 22 (送迎はUS2)



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