エコノミークラス症候群予防方法
エコノミークラス症候群という言葉を最近よく耳にしますよね。
機内で長時間座っていると、鬱血(うっけつ)して血栓症になり、最悪の場合命を失う危険性を伴います。
これって、エコノミークラスの人のみがなるわけではないのです。
ファーストクラス、ビジネスクラスに座っている人でも同じ事。
なぜ、「最近こんなことになるのかなー」と素人ながら考えてみました。
- 私なりの分析
・
昔は、長時間飛べる飛行機がなかったため、経由地が多くその度にお客さんも飛行機から降りてリフレッシュしたり、歩いたりしていたので長時間座ることがなかった。
・ 昔は、欧米路線はお酒が有料の航空会社が多かったので、機内でのお酒の摂取量が少なかった。
・ 個人用テレビがついたことにより、映画やTVゲームに夢中になり、機内で十分な休息を取らなかったり、水分補給を忘れてしまう。
この分析はあくまでの私の分析。
では予防策と快適な旅行をするためのヒントを!
- 十分な水分補給を
座席が窓側などなかなか出るのに、隣の人に気を使い席のこともあります。トイレに行く回数を少なくするために水分を取らないと考えている人もいるかもしれません。
これは危険。
また、外資系の航空会社に乗ったとき、言葉が通じなくて頼みたいけど頼めない場合もありますよね。 それに、自分の好きな飲み物があるとはかぎりません。
機内に飲み物があると思っても、自分の好みの飲み物を持参する。 ちなみに私は飛行機に乗るときは必ず、お水とウーロン茶のペットボトルを持って行きます。
- トイレに行った時がチャンス
運動を トイレに行った時、すぐに座席に戻らず少し機内を散歩するとか、ストレッチをする。
わざわざ遠いところのトイレにいくなどするといいと思うよ。
- あまりお酒を飲まない
ただ酒だと思ってお酒のがぶ飲みは危険。
機内は高度が高いため、地上の4倍の速さで酔います。 つまり、ビール1本は4本分に相当するわけ。
また、酔い方も地上と違い、鬱血した状態なので貧血になって倒れます。
自分は強い、アルコールの力を借りて寝ようと思っている人は特にご注意。
- 機内の服装はゆるい物を
特に女性。美しいボディーをより美しくと思って、ガードルやボディースーツなどで締め付けた物を身に付けて飛行機に乗らない。
細めのジーパンも最悪。 機内で座っていると、お腹がなんとなく張った気がします。 できればウエストがゴムのパンツなどがいいよね!
ちなみに私は、夏はイッセイミヤケのプリーツプリーツ、冬は伸縮性のあるパンツを利用。
- 冬のブーツは厳禁
寒いヨーロッパなどに行く場合、ブーツは必需品ですね。
機内で長時間履いていると、足がむくんで大変。 特に脱いでいる人は、降りるときに足がむくみすぎて履けなかったりして、最後はスリッパで降りていった人も何人もいます。
できれば、ブーツはスーツケースに入れて履きなれた靴とスリッパでリラックス。
また、到着30分前には、靴を履いて慣らしておくと降りるとき、足が痛くなりません。
- 個人用テレビに夢中にならない
夢中になって、せっかく飲み物などをスチュワーデスがサービスしているのに気がつかない人が最近多いのです。
画面が小さいので結構、目も疲れます。
十分な水分補給の為に、あまり夢中にならないで。
- 通路に座ったときは、チャンスと思って
飲み物など、欲しいときコールボタンがついていますよね。
でも通路に座ったときは、キッチン(私達はギャレーという)に取りに行くようにして 歩くチャンスをつくるほうがいいと思います。
このほうが好きが物が飲めるし、そしてついでにスチュワーデスと話す機会を個人的につくるチャンスで一石二鳥?
- 機内持ち込み必須アイテム
・ ペットボトルの飲み物
・ スリッパ
・ 靴下(冷え性の人は足元が結構寒いと寝れない)
・ 好きな雑誌や本(機内にあるとは限らない。長時間の暇な時間の遊び道具)
・ ゴルフボール(座席の下で足の裏えをゴロゴロ。気持ちいい)
・ ボールペン(入国書類を記入するため。これを忘れる人が多い)
・ おやつ(長時間の時は、変な時間にお腹が空く。機内食が自分の口に合うともかぎりません。
私は必ずお稲荷さんなど2〜3個とおせんべ<ビール用つまみ>)
・ カーディガン(機内は常に24℃です。自分で温度調節ができる用意を)
・ 足置き(フットレストを作るため、ちょっと大きめのBAG。旅行グッズ売り場に首枕と同じような、フットレストも売っています)
少しでも快適な旅行をするには、工夫が必要
自分なりのスタイルを作って、あなたも旅の達人になってね!
by 怪獣ボスデスモン
|