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ブランド大好きスッチーと、あまりにうといスッチーの物語

ブランド大好きスッチーと、あまりにうといスッチーの物語


スッチーの70%はブランドを良く知っているし、たくさん持っているでしょう。何を隠そう、この私も大好きではありますが、子持ちの私といたしましては買っても使う場所もないという悲しい現実があります。

その昔、花嫁道具にと、先輩たちはせっせとロイヤルコペンハーゲンなどの食器を買っていらっしゃいました。 その先輩の何人かは未だ独身ですし、晴れて花嫁になった彼女たちも殆どその食器は見たことがありません。

・・・ かと思うと、ある先輩は、朝食のヨーグルトの器でさえエルメスをお使いになってらしゃるとのこと。庶民の私など「えっ?!ヨーグルトなんてそのまま食べるものではないの??」と思ってしまいますが・・・・
彼女曰く、「たとえ一人でも優雅な気持ちでいると寂しくないのよ。」だって・・・・・。
心の隙間をブランドで埋めるということなのかしら? 彼女の名誉の為に言っておきますが凄く美人です。多少、歳はとっていますが・・・。

そういうスッチーは珍しくないのですが、たまにスーパーの紙袋しか似合わない生活観たっぷりのスッチーもいます。とても穏やかで良い方ばかりなのですが、こういう人の殆どがブランドには興味を持たないし知りません。

先日も機内の中でこんなエピソードがありました。イタリアのバッグで『ボッテガ・ベェネタ』ってあるじゃないですか。そこのバッグの話をしていたら、その先輩ったら「えっ?なに?バッタがはねた???」そしてもう一言「とってがとれた???」ですって。とてもかわいく思えてなりませんでした。 こんなスッチーがいてもいいですよね。

by まーもっと