なんかおかしな日本語を使うクルー パート１

スッチーって帰国子女の子が結構いるんですね。特に外資系は多い。
そんな帰国子女の子と仕事をしていたとき、
Ａ子　「ネー、先月のパリのフライトでバーゲンにはまっちゃって、ボーナスだっていう
のに、私の財布は火の玉よ！」
Ｂ子　「火の玉・・・？？？　　　　それって、火の車って言いたいわけ？」
Ａ子　「えっ？　火の玉じゃないの。私はお金が火の玉のようにふわふわ飛んで消えてしまうから、そう思って使っていたのに〜。」
Ｂ子　「・・・・」

こんな、Ａ子がまたまた、人生の大切な時に一発かましてくれた。
それは、大切な結納の日。御両家の挨拶も終わり、会食会へとことが進んだ。
楽しい会話で雰囲気が上々の時、
お仲人さんが「Ａ子ちゃんのご主人は、将来お父様の後を継いで、きっとりっぱな社長さんになるでしょうね」という言葉に、
彼女は、ここぞとばかりに

「いいえ、おば様。　彼はお父様に比べれば、まだまだ社長の・・・、社長の・・・・
（何だっけ？？？・・・・）　
（何かの入れ物だったような・・・・そうだ！）
彼は、まだまだ社長の壺では、ございません」

し〜ん

つぼ！　ツボ？　壺おおおおっ！　壺・・・・・
（正解はうつわです）

なんて言ってしまったのです。其の時の空気は皆様のご想像にお任せするとして、
なかなか、ユニークな子でしょう。でも彼女、今では、「利家とまつ」のまつに負けず劣らぬ立派な母としてアメリカでがんばっています。
ただ、子供達に正しい日本語を教えることが出来ているかどうかは、ちょっと心配ですけどね・・・・

ＢＹ　怪獣ボスデスモン