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機内で、お客様から色々な質問を受けるが、この間、ちょっと変わった質問をする人がいた。
ある男性から、こんな質問を受けたお話しです。
☆「この間、アメリカの航空会社に乗った時、満席だったんだ。そして、隣に座った人が、どう見ても、エコノミーの座席には入らないんじゃないか？と思うくらい、とてつもなく太っていてね。でも、彼、座り方を心得ているんだね。ブルブルブルと体を小刻みに震わせて、序所に椅子に自分の体を入れていくんだ。そうすると、スポーンと入ってしまうんだよ。でもさあ、3席の真ん中に座った僕はたまらないよ。彼の身体の肉がはみ出してきて僕の方にまできて、とても10時間以上も、この狭さには耐えられない。勘弁してくれ〜と思って、搭乗中に乗務員にどうにかしてくれと文句を言ったんだ。そしたら、どうしたと思う？」
★「どうしたんですか」
☆「地上係員がアナウンスで、ボランティアで次の飛行機に乗り換えてくれる人を、＄200で募ったんだ。そしたら、結構、手を上げる人がいてね。降りてもらって、彼が2席使ったんだよ。そんな時、君のところもそうするの？」
★「良くあるケースですね。うちの場合は、飛行中、本当は使ってはいけないんですけど、乗務員席を一時的に貸して座らせたりしていますけど、根本的には、お客様に我慢していただいております。」
☆「じゃーさ、隣の客の体臭が臭くて、耐え切れなくなったことがあったんだけどね。どうにかしてくれって、文句を言われたらそんな時はどうするの？」
★「空席がある場合は、できる限りアレンジしますが、満席の場合は、どうしようもないですね。まさか、お客様の体臭が臭いとクレームがでているとも、言えませんしね。難しい問題ですね・・・。でも、よくありますよ。特に、靴を脱いでいて、本人は気がつかないんですけど、あの人の足が臭いって文句を言ってくる人とか。そういう時は、足の場合は、さりげなく毛布を勧めたりとかしますが、あまり露骨にはできませんしね・・・・。読書灯が壊れてつきっぱなしで寝れないとか、子供の泣き声で寝れないなどという時はアイマスクをさし上げたり、耳栓をさしあげたりしていますけど、耳栓で鼻をふさいでいただくわけにもいかないですしね・・・、最終的には、我慢していただいております。」
☆「そうか。我慢か・・・・。運命共同体という訳か。」
と何やら納得したのか、それとも私と会話をしたかったのか(＾＾)?このようなやりとりをしているうちに、ベルトサインがついて私も着陸準備をしたのでありました。
といっても、この会話の内容は、人ごとではなく、結構あるケースなんですよ。
でも、航空会社が、あなたは太りすぎだから2席買ってくれなんていえないし、まして、足の臭い人なんて靴を脱いでみなければわからない。
ただ、足の臭い人は自分でも知っているはず。
もし、そんな場合できるだけ靴を脱ぐのはやめましょう。かなり近所迷惑なはず・・・・・ |
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By ダレ犬レイ |
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