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スチュワーデスと言えば、角界のプリンスや芸能人、はたまた野球選手との結婚が大きく報道されたこともあったが、実際のスチュワーデスの結婚相手は、ごくごく普通の人である。
スチュワーデスという不規則な生活をしていると、週末に友達と待ち合わせをしたり、平日の夜に食事の約束をしたりするのは至難の技。
結婚式などにお招き頂いた時や旅行の計画がある時には、予め1ヶ月前から有給休暇を申請して、その日はフライトが入らないよう調整するが、友人から突然電話でお誘いを受けても、スケジュールにスタンバイ勤務が一日あるだけで、その後のスケジュールがガラリと変わってしまう運命にある私達は、気軽に友人の誘いにも応えられない寂しい日々。
そんな不規則な生活の中、私の同期はどういう経緯で、皆結婚相手を探したのだろうと、調査してみると、やはりフライト生活をする前の知り合いと結婚している人が半数に上ることが判明。
大学時代にお付き合いをしていた人や、同じ高校の同級生と再会して、またフライト前の地上研修で同年入社の男性と知り合う機会も多く、結果スチュワーデスになる前の知り合いと結婚する率は、約半数を占めており、相手は皆会社員である。
それ以外に未来の旦那様と知り合った経緯には、「友人の紹介」「ニューヨークのディスコで知り合って」「グアムのプールサイドで一緒だった人が、偶然帰りの飛行機も一緒で」「機内で名刺をいただいて」など人それぞれだが、同じく皆サラリーマンだ。
ちなみに社内結婚に限って言えば、うちの同期は4人に1人が、社内の地上職員やパイロットと結婚しており、比較的高い数値が表れているように思う。
スチュワーデスと言えども、会社の一社員、芸能人やスポーツ選手と結婚する華やかな人は、氷山の一角なのだ。 |
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By むーち |
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