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スイス国境越え買い物ツアー エピソード編

パート8
やっぱり食事!

やっぱり買い物は楽しい!気が付くと5:45.食事ができる。
ここまで、来たら、パスタぐらい食べて帰らなくては。リストランテに入りたいところだが、時間がないので、近くのバールに。
ペンネアラビアータ、ポモドーロ、カルボナーラ。まあまあいけるじゃない。
全部食べ終わって、一人がまだ時間があるということで、もうワンラウンド。無いのを承知でフンギポルチーニはあるかと聞いたら、ポルチーニカルボナーラならあるとのこと。
喜んだのも束の間、出て来たのは、ただの普通のマッシュルームが入ったカルボナーラ。
ちょっとがっかりしましたが、ひと時のイタリアの味が食べれて満足満足!!!

パート9
ハラハラ・どきどきのRE−TAX

イタリアの買い物のRE−TAXは、国境越えのCHIASSOの駅でおこないます。
来る時にやったから、場所はわかっているし、もう安心と思っていたら大間違い。駅を駆け巡ることになってしまいました。
停車時間は15分。
買った物と、パスポート、RE−TAX用紙。電車のチケットも持っていた方が、英語が通じない人にあたったときは何かと便利。降りて税関に用紙をみせたら、向こうだと言わんばかりに指をさすので、私はてっきり行きと反対側のホームにある税関と思い込み、走って隣ホームの税関に。
税関のおじさんは「どこから来た、どこに行く」と聞くので、
「イタリアからスイスに帰るの。あの電車に乗ってかえるの。」そしたらおじさん、
「君達の税関手続きは、電車の止まっているホームのほうだよ」とのこと。
「エー、今向こうからヤジロベーのように両手に荷物を抱えて、走ってきたのよ。」
「あと何分?」
5分前。走れ――!。」
「さっき、私が聞いたじゃない。5人もいて、なにを仕事しているんだ」と、
皆言いたいことを言いながらも、最終電車に乗り遅れまい、そしてあわよくば、RE-TAXもしたい、と心はひとつ。
ここ数年、こんな猛ダッシュなんてしたことがないのに走るのなんのって。
それは、ドラマのひとコマのよう。
(4人分できるかなー。)
1人目の私が終わったときに他のオフィサーが早く電車に乗れと言う。
しょうがないから、電車とホームの両方に足をかけ、ドア−を閉めて出発したら、私を殺すことになるぞといわんばかりの格好で電車の出発をとめることに。
最終電車のため、誰もホームにいないから、車掌さんは私のことが良く見えるはず。
(皆、早く、早く)
気ばかりが焦る。
2人が出てきた。あと1人。

ピ――!
「あー、待って、もう1人いるんだから。」
ようやく最後の1人も出てきた。それと同時にドアが閉まる。やばい。
1人取り残される。(最後の1人がのんびりやのジュニヤちゃん)
先輩としては、おいていくわけにはいかない。
そこでひとりが犠牲になり、ドアーはさまれた。
もう一度開いた。
間にあった。
無事RE−TAX終了!
荷物番をしていた、居残りの1人もひやひやしていたに違いない。
それにしても、走った、走った。放心状態にみんな陥ったのも束の間、ガラガラの車内でお互いの買い物のお披露目大会が始まったのでした。

充実した、国境越えショッピングツアーに大満足のメンバーでした。

(ボス達の執念には、本当に頭がさがるよ。たいしたもんだワン)

by 怪獣ボスデスモン



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