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ヨハネスブルグ (ゴールド・リーフ・シティー)

ヨハネスブルグ
(ゴールド・リーフ・シティー)


世界で最も危ない都市の一つであるヨハネスブルグは、できれば滞在しないほうが安全なのだが、たまたま乗り継ぎがうまくいかなくって、一泊してしまいました。
予定外の滞在だったため、ドッキドキ!
「どうしよう・・・なんか安全な遊びはないかな〜?」
って思ってガイドブックを見ていたら、なんと遊園地があるではないですか。
「ま、遊園地だったら殺されることはないよねぇ」
ということで、ヨハネスブルグ観光のハイライトとうたわれている、ゴールド・リーフ・シティーに決まり。
ガイドブックには治安が悪いので、ツアーで行くように、と書いてあったが、昼過ぎに起きた私達はおんぼろタクシー。窓も壊れてて、ドアも半ロック状態・・・さすがに街中はドアをしっかり握り締めて目つきの悪い日本人。(タクシーで行く人は、帰りまで待っててもらわないと、帰りの足がなくなるので、要注意!)


かつて、ヨハネスブルグは金がガンガンに採れていたところ。1886年にジョージ・ハミルトンと言う人が金鉱を発見したのに、その人、それが世界最大の金鉱だとは露知らず、適当に採掘した後、すぐに他の人に売ってしまったんですって。(このハミルトンさん、一生の不覚だった)そして、金を掘り尽くした跡地にこの遊園地ができたってわけ。こじんまりとした遊園地なのに、金のお勉強が楽しみながらできてとってもお得!

ここで必ず行って欲しいのが、「アンダーグラウンド・ツアー」。
まず、ヘルメットと肩から掛けるバッテリー付きの重た〜い懐中電気をもらって、エレベーターで一気に地下220Mまで降りる。地下はものすごく寒いので、なにか羽織るものを持っていったほうがベター。目を凝らして「私も金を探して持って帰るぅ」と息巻いていたが、さすがにもうなかった・・・(当たり前だろって?)
腰をかがめて狭いトンネルを探検して、当時の採掘方法を再現しているところを見たけど、その当時はロウソクで作業していたんですって。
実際にみんなで懐中電気を消して、ロウソク一本の光で、当時使っていたものすごい音のするドリルで掘ってみたんだけど、10秒と我慢できない。10秒以上続けていたら、ノイローゼになりそうな位、劣悪な作業環境で、ほんと昔の人ってすごいんだな・・・って感心してしまいました。


次に行って欲しいのは、「ゴールド・ポアー」。このショーは、どうやって掘ってきた金を精錬するのかその場で見せてくれる。金をドロドロに溶かして、型に流し込むとアッという間に真っ赤に燃え盛る金の延べ棒の出来上がり。ショーの後は本物の金の延べ棒と一緒に写真撮影もできる。(持って逃げたかったぁ・・・)

ちなみにこの遊園地で食べたソフトクリームは赤土色のグロテスクな色だが、かつて食べたことのない程の美味!是非お試しあれ!



(アンダーグラウンド・ツアー)
昔ながらの採掘方法が体験できる

(ゴー ルド・ポアー)
真ん中の赤いのが、燃え盛る金塊!



by 桜子

 

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