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ここフエはベトナムの古都。最後の朝廷グエン朝が第二次世界大戦の終戦1945年まで政権を担っていたところです。
さて日本はというと、今の天皇がそれに匹敵するでしょう。
すると、宮廷料理とは京都御所で食べていた食事、と言う事でしょうか。
日本で天皇が食べている特別な料理！？すぐに思い当たるものがないのですが･･･。
そのように考えていくと宮廷料理って何が出てくるのか？？？
この宮廷料理屋のメニューは三コース。$10、$12と$15コースです。
コースの違いは魚が大きくなったり、一品が麺からご飯に代わるという事ですから大した違いはなさそうです。自動的に10ドルコースを選びました。
宮廷料理なるものはどんなものか、とても興味津々です。
なかなか良く撮れた写真をご覧下さい。
宮廷という意味を良くわかっていただけるでしょう。
料理が素晴らしい芸術なのです。これは感動ものです。
中華を食べに行った時、飾りに人参の包丁細工をよくみかけます。それは広く庶民の食卓に伝わった宮廷料理の心遣いの一つだったのではないでしょうか。
とても美しくせっかくの芸術をとも思うのですが、食べることはすなわち破壊なのです。
お味も期待を満足させてくれました。
王族の血を引く家柄や昔王宮に仕えていた料理人の子孫がその伝統を守り、レストランで伝えています。
ティンザービエンは一等地と思える住宅街の中の邸宅です。食事が盛り上がる頃には宮廷音楽のライブも始まり、古都の夕食を盛り上げてくれました。
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