ゴ-ジャスなシーフードレストラン サンフランシスコのダウンタウン、ユニオンスクエアから歩いてすぐのところに1997年にオープンした「Farallon」は、地元新聞紙「Chronicle」や「Examiner」に、「絶対に行くべきレストラン」とか「目もくらむようなエレガントなメニュー」などと絶賛され、1999年には、レストランガイド「Zagat」でも、「サンフランシスコで行ってみたいレストラン トップ10」に選ばれた話題のレストランだ。 前評判が良いだけに、行く前から期待ばかりが膨らんでいたが、当日はあいにく予約が取れず、夕方のオープンと同時に入店し、バーカウンターで食事をとることになった。 前菜には季節ものの生牡蠣を注文。ミルク色の牡蠣と上に乗せられた赤いいくらのコントラストがとても華やか。サラダは、野菜と細かく切られたオレンジの上にゴートチーズが振りかけてあるのがお薦め。まったりとした濃厚なチーズが、あっさりとした野菜ととても良くマッチング。メインコースに頼んだ魚料理は、椎茸でとった和風の煮汁があっさりとして日本人好みだが、初体験のエンペラーフィッシュは、癖がないものの白身魚の割にはとても硬く、残念ながら私の口には合わなかった。デザートの「サバランとアイスクリーム」は、超甘党の人に特にお薦め。
どの料理も盛り付けがとても繊細で美しく、シェフのこだわりが実感できる。 店員はとても感じが良くフレンドリー。帰り際に、食べたメニューを書き写したいとお願いしたら、メニューごとくれたのにはとても感激した。一度は話しの種に人気のレストランへ行ってみるのも良いかもしれない。 Farallon by むーち |