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ニューヨークでNo.1のステーキハウス「Peter Luger」

ニューヨークでNo.1のステーキハウス「Peter Luger」
(お薦め度 ★★★)

創業1887年。ニューヨークでナンバーワンと言われているステーキハウス。少なくとも3週間前から予約を入れないと、夜の9時や10時からしか予約が取れないほど人気のレストラン。さぞかしゴージャスなレストランと思いきや、意外にも場所は観光地とはかけ離れ、マンハッタンからイーストリバーを越えてウイリアムスバーグを渡った袂にある。「え?こんな所にあの有名なステーキハウスが本当にあるの?」と半信半疑で歩いていると大きな看板を見ができてた。
中に入るとこちらも山小屋のように木造の質素な内装にビックリ。メニューもいたって簡単で、何人前のステーキにするかを選ぶだけ。オーダーを取るときに店の人が、必ず「はじめてきたのか?」と聞いてくるので、「いいえ、初めてではないのでいつものとおり(as usual)××を下さい」なんて注文すると、店の人の対応が違うらしいとのうわさがまことしやかに日本人の間で流れている。私達もその例に漏れじと「as usual」を連発していたら、店の人までが「as usual でデザートは食べないのか?」とたたみかけてきた。
ステーキの量はかなり多く、前菜にトマトの輪切り、付け合せにほうれん草のクリーム煮、フレンチフライを4人でつまんでも、3人前用のステーキを平らげた後は、デザートを食べるちょっとの隙間も残ってはいなかった。プライムTボーンステーキは、外側は焦げ目が付くほどカリカリに焼けていたが、中はピンク色でジューシー。家庭では中々あそこまで肉を焼くことは不可能に近いであろう。
切り分けられた肉は、場所によって味が違い、熟成したとろけるような塊があると思えば、しっかりとした歯応えの部位もあり、とても不思議なステーキであった。なんでも自家製ドライエイジングによって肉の柔らかさと風味を増すそうだ。ホームメイドのステーキソースは、私の口には少し甘く感じたので、こっそりと忍ばせておいた醤油が大変重宝した。値段は二人前ステーキ約$60.00。3人前約$90.00。決して安い値段ではないが、なぜか忘れられず、また行きたくなってしまう味なのである。


<熟達しきったウエイター>


<3人用ステーキ>


Peter Luger Steak House
178 Broadway Brooklyn (at Driggs Ave)
718-387-7400
http://www.peterluger.com/

ドレスコード: カジュアル
予約: 必ず必要
予算:一人約5000円

by むーち

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