ソーセージに飽きたら、イタリアの香りへ

フランクフルトの街の中心地、ハウプトバッハ周辺のカイザー通りと平行するボッケンハイマ通りは通称、「食いしん坊通り」。その名の通り、道の両サイドはレストランばかり。
特に、天気のいい日は、各レストランが各々のパラソルを広げ、その下で美味しいビールと料理に舌鼓を打つ。その中で美味しいイタリアンを発見。お店に1歩足を踏み入れた途端、そこはイタリア。「グーテンターク」から挨拶は「ボンジュールノ」となる。ギャルソン（ドイツではなんというのでしょうか？）は皆、流暢なイタリア語を話す。味も本格派。アンティパストを食べ終わってお客様のタイミングをみてから茹でるパスタは、しっかりアルデンテ。湯気が立っていて思わずブオーノ。
今回は、プロシュートメロンとトマトとオリーブ、ケッパ入りのパスタでしたが、隣の人が食べていた3種類のパスタミストがこの店の人気メニューらしい。（食いしんぼの私はあとで、これを頼めばよかったと後悔）。ここのオリーブがまた美味しいかった。食事をしている人達は、ドイツマダムやがっしりとしたドイツ紳士。高級ブランド通りに近いだけあって、通りを行き交うマンウオッチングをしながら食事をするのも楽しい。ソーセージやポテト、ザワークラフトに飽きたら、イタリアンはいかがでしょう。