暑いホノルルの街を歩いていたら、友達が真珠ティーが飲みたいと言い出した。
「へっ?真珠ティー? 聞いたことないなあ。」
お店は、ワイキキから歩いて15分程のところにあった。お店の前まで来るとすぐに真珠ティーの正体が分かった。真珠というのはタピオカの事を喩えた物で、ここは、台湾でお馴染みのブラックタピオカをいろんな種類のミルクティーに入れて作ってくれる。その種類はざっと10数種類ぐらいはあるかな。
淡いグリーンのミルクティーがあったから、「あら、抹茶があるのね」と思ったらなんとグリーンミントのミルクティー。お好きな種類のミルクティーに真珠のような大きなタピオカを入れてくれる。私は、オーソドックスに普通のミルクティーにした。
ここは、オリジナルのカキ氷も種類が多い。オーダーする所には、カラフルな写真付のメニューが置いてある。氷に小豆餡を掛けたもの、フルーツジェリーを掛けたとてもカラフルな氷。イチゴの果肉たっぷりのジャムが掛かった氷。トッピングのアイスクリームも色々選べる。
私は果肉たっぷりのイチゴの氷に抹茶のアイスクリームをトッピングしてもらった。見た目はとても鮮やかで可愛らしい。
さて、お味は?
思ったより甘くなく、なかなか美味しい。見た目がとても甘そうだったからどうかなあと思ったけれど、それ程でもない。一人分はなかなか大きいのでお友達とシェアしても良いかもしれない。イチゴの果肉がごろごろと惜しげもなく入っていて手作り風のジャムがトッピング、上に練乳を掛けてある。サクサクと、つい食べ過ぎる。
タピオカティーも飲みごたえがある。大きなストローでチュルチュルと黒い真珠ならぬタピオカが吸い上げられて口の中に入った時のワクワク感がたまらない。なんだか、ミルクティーを飲む事よりも、口の中でタピオカをもてあそぶ事の方が楽しい。久しぶりに子供に返ったみたい。
店内はちょっと見るとスタバ風のコーヒーショップと言ったところであるが、中は中国茶の茶芸舘のような一角もある。中国の置物や陶器を売ってもいる。見ているだけでも楽しい。
アメリカにあるコーヒーショップと中国茶の茶芸館とのハーフのようなこの店には小豆餡などを使った東洋のお菓子もあるし、チーズケーキ等も種類多くある。
ゆっくりできる店内でホノルルの暑さをふきとばしたい。
ここで、ゆっくり真珠ティーを召し上がれ。 |
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