台湾（台北） 酸っぱい鍋？？？

台湾（台北） 酸っぱい鍋？？？

台湾の鍋にはハッキリ言って、今までの人生を覆されたような大ショックを受けました。
だって、酸っぱい鍋なんて許せない・・・想像できない・・・。
なのに私の想像は期待を裏切って根底から覆されてしまったのです。

その名は「酸菜火鍋」。

真中に煙突のついた鍋に入れる基本の具は、白菜を発酵させた「酸菜」、そして上質の豚肉の超薄切り「白肉」、あとは、凍り豆腐、しいたけ、干しえび等など。

鍋が始まる前にたれを作らなければならない。これは基本的には「たれのセルフサービスコーナー」で自分で作るのだが、初めての人はお姉さんが作ってくれる。たれの具はなんと１５種類。練りごまペースト、にんにく、生姜、ねぎ、香菜、にら、ピーナッツ醤、ごま油、蛎油、唐辛子、酢、砂糖、赤豆腐乳・・・あとは思い出せない。そのたれをかき混ぜて準備ＯＫ。（自分で作るときは、練りごまをたっぷり入れて、あとは適当に放りこめば大丈夫）　ものすごいグロテスクなタレの色に、ちょっと引き気味。

白肉が茹ったところで、はじめの一口。
「うう〜〜〜ん、生きてて良かった〜〜。」
これは久々のヒット。松坂牛を食べたときの感激が蘇るほどのうまさ。
酸菜はドイツのザワークラフトみたいな感じで、たれと絶妙にマッチ！やっぱり中国人はすごい！
いじきたなく鍋の底まで酸菜を漁り、アッという間に鍋は空っぽに。
ちなみに牛肉も頼んでみたが、断然豚肉のほうがおいしかった。
デザートもどれを頼んでもはずれがない。甘味が控えめなので食べ過ぎに注意！

by 桜子

ウェールー
仁愛路４段３４５巷４弄３６号
ＴＥＬ　：　（０２）２７５２・９４３９、２７５２・２１４１
１１：３０〜１４：００、　１７：３０〜２１：３０
（終わりの時間は店を閉める時間なので、要注意）
休　無休