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お薦めします!薩摩の美味しいお菓子達 PART2

お薦めします!薩摩の美味しいお菓子達 PART2
おすすめ度:
★★★


特産のサツマイモを使った菓子をご紹介。
「幻のさつまいも」とうたわれている「種子島紫一吉いも」を使った「薩摩きんつば」。
幻の薩摩芋ってどんな物なのかしら。

長年、表には出ないで栽培されてきた種子島の在来種だそうだ。外皮はほんのりピンク色、中は赤みの強い紫色で、体に良いアントシアニン、ポリフェノールが豊富に含まれているらしい。へえーなるほど。
薩摩金つばは4種類ある。紫色が濃い幻の紫芋の金つば、紅隼人芋を使ったオレンジ色の金つば、ちょっと白っぽい薄黄色の屋久島高貴いもの金つば、最後はお抹茶を使った金つば。

まず、幻の紫芋からトライ。紫の色が大変濃いのでさぞかし甘いだろうと思ったらほのかに甘く上品。芋の風味が普通のサツマイモとは異なる独特の味わい。ちょっと南国の果物を思わせるような風味がする。でも、決して甘すぎない。
紅隼人芋を使った、中身が鮮やかなオレンジ色の金つばはこれまた、ほんのりと甘いが紫芋の金つばよりも甘さが引き立つ。知らない人が見たらニンジンが原料?と思うだろう。でも、食べてみるとやはり芋の味。紫芋よりは素直な感じ。
一番色も白く、主張しないのが屋久島高貴芋。外は普通のサツマイモって感じ。中は薄いクリーム色。食べてみると一番あっさりとしている。
最後に抹茶の金つば。緑が濃くて口に含むと、ふわっと抹茶の香りが広がる。美味しいお茶とあわせると、ぴったりとくる。
ああ、どれも捨てがたい。と、4種類をペロリとたいらげてしまった。

「薩摩きんつば」は鹿児島空港の出発ロビーで実演販売をしている。大きな鉄板で職人さんが、手作業でひとつひとつ芋の餡に外の皮を焼付けている。このお菓子はなるべく早く戴く方が良い。常温だと買った次の日に食べてしまうように。
でも、裏技がある。食べれなかったらラップに一つずつ巻いて冷凍しちゃうと一ヶ月ぐらいは美味しくいただける。自然解凍でOK。買ってきたものをちょっとレンジで温めると、焼きたての味も楽しめる。レンジで温めるときは15〜20秒ぐらいかな。ほのかに温まる程度に。

鹿児島に行ったら、ぜひお土産に買って帰りましょう。


鹿児島山形屋本店
住所:今回は、鹿児島空港スカイショップ
定休日:年中無休
メモ:「薩摩きんつば」4種のセット720円。そのほか、ちょっと大きめの詰め合わせもある。

by マリリン



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