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優雅な気分を味わえる庭園レストラン Q.E.D.クラブ

優雅な気分を味わえる庭園レストラン Q.E.D.クラブ
おすすめ度:
★★★★


Q.E.D. とはラテン語で「以上、証明終わり。これ以上最高のものはない」を意味し、Q.E.D.クラブのポリシーである「常にお客様への最高のおもてなしをする場所でありたい」の意味が込められているとのこと。
恵比寿の高台に広大な敷地とゆったりとした空間があり、ヨーロッパの洋館を思わせるクラブハウスは贅沢な気分になれる場所。
さりげなく置かれた美術品も装飾芸術家エミールガレの作品や国際画家藤田嗣治の絵画など美術館顔負けである。
重厚なサービスはちょっと堅苦しいが、折り目正しくきちんとしている。
フランスレストランも壁一面がガラス張りで、広い日本庭園が見渡せる。
テーブルの間も広く取ってあるのでゆったりと寛げる。

料理はフルコースでランチの場合、前菜、メイン、デザート、飲み物付きで3800円。
前菜でもメインでも、もう一品増やすと4800円のコースになる。
食材もフランス料理から「ほろほろ鳥」や「ウサギ肉」をフランスから取り寄せたり、国産でも富山県の寒ぶり、野菜は那須高原やつくばから無農薬のものを使用する気の配りよう。
またその食材を繊細な感性で調理しているから不味いはずはない。

とろとろに火を入れたオーシャントラウトの瞬間燻製は、ポーチドエッグとサラダ添えられ温かいドレッシングがかけられている。
ランド産鴨フォアグラのポワレには、甘い芽キャベツがのせられ、トリュフ入りソースでいただいた。
メインの和牛のランプ肉ステーキは、じっくりと焼かれ、ポテトとニンニクのロースト、春菊のサラダが添えられ、粒マスタードソースでアクセントを出している。
ちなみに興味本位でウサギにも挑戦してみたが、意外とあっさりとした鶏肉のような味であった。
以前パリで珍しいものを食べてみようと、「牛の胸腺」というものを注文した時は、ふわふわとした触感で口に合わず後悔した経験があったが、うさぎは癖がなく誰でも食べられるように思う。
デーザートはワゴンサービスで、美しいく創られたデザートを目で見て選ぶことができる。
いろいろな種類を少しづつ取り分けてもらうこともできるので、嬉しい限り。

お薦めは庭園が見えるランチタイムに行くのがベスト。
冬だと緑が少ないので、新緑の季節や秋口に行くのが一番かもしれない。
優雅な気分で気取ってフランス料理を食べるのも良い気分転換になりますよ。









Q.E.D.クラブ

住所:東京都目黒区中目黒1-1-29
電話:03−3711−0006
服装:正装
予約:要予約
予算:ランチで3800円〜

by むーち



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