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魚介類が新鮮!小松丸〜漁師のしている店〜

魚介類が新鮮!小松丸〜漁師のしている店〜
おすすめ度:
★★★★★


いやー久々に発見、5つ星の店。福岡に行ったら新鮮な魚介類を食べなくっちゃ!
グルメの友人に連れて行ってもらった今回の「小松丸」。この店は、新鮮な魚介類を使ったコース料理が有名で、東京からやってきたタレントさん達も、福岡にきたら、ぜひ、このお店に向うっていうくらい、お値段も大変手ごろで、サービスもいい。

繁華街の天神から、車で10分ほど。ついたのは福浜という港町。潮の香りを感じながら、店の暖簾をくぐると、1階に大きないけすが。その中には美味しそうなお魚達がゆうゆうと泳いでいて、カウンターでは、板前さん達が忙しそうにキビキビと働いている。
1階にはカウンターとテーブルが幾つかあり、2階はお座敷になっている。広々としたお座敷に腰を下ろすと、本日のお料理の確認。今回は5千円のお任せコースにした。これが一番お得らしい。まず、お通し、新鮮なモズク酢やタラの子をさっと煮たものなど、3品。器も品よく盛り付けも素敵。2品目大きな鉢に刺身盛が色鮮やかに登場。まず、魚の種類が豊富で、量もある。魚も貝も新鮮で身が引き締まり、歯ごたえがある。新鮮なお刺身はこんなにも美しいものかと思うほど身が光っている。いや、ビールも焼酎もよく進む。勿論、日本酒も焼酎も種類が豊富である。
次に長皿に盛られた、サザエと鯛の切り身。サザエはコリコリと歯ごたえがあり、新鮮だから、肝まで食べられるようになっている。程よい苦味がたまらない。鯛の切り身も厚めであるが、さっぱりと醤油がなくても魚本来の旨みがある。醤油をかけなくても、魚の臭みがないなんて本当に新鮮なんだなとあらため知る。
次は蓋つき椀。中はさくら鯛の蒸し物。トロリと葛の餡がかかり、見た目も可愛らしく上品である。味付けも濃すぎず、はんなりと言った感じ。次に焼き物。脂がのった白身魚は、柔らかな身を口に運ぶたびに笑みがこぼれる。続いて、カレイのから揚げ。食べやすく部位ごとにカットして揚げてあるから、骨もなく薄い衣もサクッっと香ばしい。

アジの南蛮漬けが続いてその後、一同、蛸しゃぶに突入!
ええっ?蛸しゃぶ?って生きている蛸なんだ!
以前、大阪でいただいた、薄ぺらーな身をしゃぶしゃぶするものだと思っていた私はとても驚いた!目の前にあるそれは、生の蛸の足。刺身で戴いてもよく、箸で摘んでお醤油をつけた瞬間、生きのよさで足がニョロニョロと動き出す。「タコよ、成仏してくれー。」と口に運ぶと中で、吸盤が口に吸い付くほど生きがよい。噛めば蛸の甘みが感じられる。勿論歯ごたえもよし。美味しくて病み付きになり、また、蛸の怨念を感じながらも口へ運ぶ。あまりの美味しさに、しゃぶしゃぶにするのを忘れてしまいそうなくらいだった。そう、残りはしゃぶしゃぶに、これも味わい深い。火を通しすぎず、さっとだしにくぐらせるのがコツ。

飯は蛸飯か、この出汁を使った雑炊か選べる。一同、雑炊を選択。魚介類のうまみを十分に吸い込んだ雑炊のできあがり。味噌汁は先に出てきた、刺身盛の海老の頭でだしをとったもの。旨みが深く、味が濃く「ああっ幸せ」って感じ。

最後にデザートまでついて大満足。

これで、5千円なんだけど、食べきれないくらいのご馳走で、これが東京なら、店構えや料理のレベルからして、倍してもおかしくはない。
お店のサービスも大変よく、タイミングよく料理を運び下げてくれる。今回ボトルで焼酎を戴いたが氷の変えや水のおかわりなどは何も言わなくてもさりげなくタイミングよくて素晴らしいといった感じた。
座敷もカウンターも大変衛生的で気持ちよく、また行きたい!本当にそう感じさせるお店だった。

是非、是非、福岡に行ったら寄ってみて欲しい。








漁理「小松丸」

住所:福岡市中央区福浜1-7-18
電話:092-725-7355
営業時間:17時から、オーダーストップ23時
休み:不定休
値段:コース料理 3000から
ドレスコード:カジュアル
※天神から、タクシーで10分くらい、料金にして、1400円ぐらい。場所は当仁中学校のすぐ近く。

by マリリン



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