サンフランシスコと言えば、アメリカの中でもチャイナタウンが観光名所のひとつとなっている程、有名でしょう。
特に海が近いとあって、ここシスコは海鮮チャイニーズが美味しく食べられるのです。
でも、街の中心に泊まっていて、チャイナタウンまではタクシーを使うから面倒という人に朗報。
街の中心でも、美味しい所を発見。今やここは、某航空会社の人達の社員食堂と化しているとか。
いつもは、友達と会ったりして今流行りのレストランを探している私も、今回その噂を聞いて行ってみる事に決定。
先ずは、場所を聞くために、その航空会社の友達に電話をして聞いてみる事に。 すぐに答えが返ってきて、
「嗚呼―、金城武の店でしょう」もう1人は、
「キムタクの店でしょう」と。
何、キムタク？ 金城武？一体どんな店？と行く前に疑問が一杯。とにかくどちらにしても同じ店らしい。 住所を片手に、いざ目的地に。行ってみて疑問は、解けた。看板が漢字で書いて「金城」中国語の発音が「KIM THANH」
それで、金城だ、キムタクだと言った訳ね。問題も解決したところで、いざ店内へ。
お店自体はさほど大きくなくこじんまりとして、日本人もその会社の人かなーという人以外は、チャイニーズの人達。美味しい条件はそろっている。
早速、メニューの選定。数多い中から選んだのは、結局叔父さんが薦めた物。
・ SALTED BAKED CRAB WITH BUTTER
・ CRAB WITH BLACK BEAN SAUCE
・ SALTED BAKED SHRIMP （本当は蒸し海老が食べたかったが、今日は無いといわれ代わりにこれにした）
・ 蒸しミル貝とミル貝のBLACK BEAN SAUCE（ミル貝を一つ買って2種類に調理）
・ 野菜（チリカンコン、もやし炒め、豆苗)
蟹が2種類、飽きないか？ と思っていましたがそんな不安もぶっ飛び、いつものごとく蟹と格闘して、皆、無言状態。
このメニューの中で特にお勧めなのが、SALTED BAKED CRABとミル貝のBLACK BEANの2種類。普通、蟹といえばBLACK BEANが主体で、塩味だとちょっと物足りないと思うのに、ここのは白胡椒とバターの風味が程よく効いていてそれでしつこくなく、蟹の味を殺していない。またミル貝といえば、生か蒸した物と相場が決まっていたのに、BLACK BEANで味付けをし、また炒め方が貝の甘味と柔らかさを残して薄味で仕上げているところが気に入ってしまった。ここ、カリフォルニアの白ワインとピッタリって感じ！！！
よくメニューの表紙を見ると、ヴェトナム＆チャイニーズ シーフードレストランと書いてあって味付けが薄味なのが納得。 どうも両者の良いところを取り入れているらしい。
ちょっと残念だったのが、Fried Chow Mein（焼きそば）の麺が太くて私好みではなかった事と海老がフレッシュではなかった為にちょっと甘さが欠けていた事、そしてデザートの種類が少なかったことかな。
今度、行った時は、違うメニューをトライしてみる事にしよう。 とにかく、美味しかった！ 満足、満足。
ミル貝のブラックビーンソース
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SALTED BAKED CRAB WITH BUTTER
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金城餐 KIMU THANH
Add 607 Geary St （Between Leavenworth ＆ Jones）San Francisco CA 94102
Tel （415）928−6627 （415）928-7821
OPEN 月〜金 11PM−11PM 土〜日 5PM−11PM
地図の区域内なら出前もしてくれます。（但し、＄２０以上）
By 怪獣ボスデスモン
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