フレンチ・カリフォルニア料理「Jardiniere」で優雅な一時 サンフランシスコにある「Jardiniere」は、大人のムードが漂うフレンチ・カリフォルニアレストラン。近くにはシンフォニーハウスやオペラハウスなどがあり、ショーのある日には、着飾った人々がよく食事に来るという。 前菜に選んだ牡蠣は、地元のマリン群で取れるのにもかかわらず、なぜか「Miyagi」と名前がついている。ぷりぷりとした身はとても甘く、最近食べた牡蠣の中でも最高傑作。舌平目も焼き加減が程良く、上に乗せられたエビもからっと揚がって芳ばしく、頭から尾まで丸ごと食べてしまった。「Jardiniere」ではぜひチーズをオーダーして欲しい。ここで食べたブルーチーズは、味が濃厚なのにあまり癖がなく、フランスパンにつけて食べていたら止まらなくなってしまった。赤ワインとの相性も抜群。ダイニングルームの奥には、チーズの熟成室のような部屋があり、ガラス張りのショーケースの中には、いろいろな種類のチーズが置かれ、チーズ好きの私の目を釘付けにした。仕上げに食べた日替わりのシャーベットは、自慢のホームメイド。
どの料理も芸術的に盛り付けられ、数々の賞を受賞した女シェフの自信が伝わってくる。サービスも丁寧で、評判が良いことを納得。 コンサートやオペラ鑑賞に近くまで来たら、ぜひ立ち寄ってみることをお勧めします。食事をしなくても、バーカウンターだけでも利用する価値は充分にあり。
by むーち
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