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ここまで、だまされずに来たのに・・・・

ここまで、だまされずに来たのに・・・・

イタリアは、ファッション、イタリアンフード、芸術、観光どこをとっても楽しく、魅力のある街。でも、1つだけ、気をつけなくてはいけないのは、だまされない事。イタリアって、日本と同じ縦に長いでしょう。上から下、つまりミラノからローマ、ナポリと南下して来るとよ〜く、イタリア人の気質の違いがわかります。北の方は、スイスに接していて近いせいもあって、イタリア人にしては勤勉。歩く速度も速い。確かに、タクシーでメーターを倒さないで不当に請求してくる人もいるけれど、どちらかと言うと少ない。これが、だんだん南下すると観光客とイタリア人の騙し騙され合戦がひどくなってくる。これが皆に知っているイタリア人。(ちなみに、ナポリで歩いていて男性に声をかけられなかったら女を辞めた方がいいと言われるぐらい)こちらも、南に行くほど、注意して、タクシ‐に乗った時はメーターが動いていることをチェック、またスリに取られないようきちんと財布を鞄の奥になどなど、チェック項目も増えてくる。こんなに用心していたイタリア旅行も、ローマの空港について無事終わったかにみえたがここで、大きな事件に遭遇。

なんと、このボズデスモンとあろうものが空港職員に騙されてしまった。
ヨーロッパは最終出発地でRE-TAXという免税手続きができるのです。2週間もいたからRE−TAXの商品はスーツケース1個分にもなり、免税の封筒も15袋はあったであろう。そこを、税関手続きの叔父さんは目をつけたのですね。彼は私に話しかけてきた。何気に私も話しかえした。「何でそんなに英語が話せる?」から始まり、この間中田をケア‐した話などなど、そして私も自分がエアラインスタッフだと言ったら、他の人達は長い行列を作ってRE-TAXの手続きをして全部の商品をみせているのに、私はその叔父さんの後ろからついていって、何も見せずに簡単にスタンプを押してもらった。(ウーン、まるでVIPみたい)なんて気分良くしていたら、飛行機が3時間遅れ。出発まで航空会社の指定のレストランで食事をすることになった。そこでまた叔父さんがやってきて、ご丁寧に案内してくれて、そして、「僕が全員のRE―TAXの封筒を出してきてあげるから、君達はここで食事をして待っていなさい」と封筒を持って行ってくれた。ここで気がつけばよかったが、旅の疲れも絶好長。頭がそこまでクリアーではなかった。飛行機に乗って、離陸をした時に気がついた。
「ア〜まさか・・・・・。あのRE―TAX、まさか、あの叔父さん現金に換えてネコババしたのでは?????」
書類上、私はカードにお金が戻るように税金の払い戻し手続きをしたのですが、空港内で現金で受け取る事もできるのです。普通は本人でないと出来ませんがそこはイタリア。きっと仲間同士でいくらでも操作したのでしょう。あの空港職員のIDカードで心を開いた私はなんて、まぬけでしょう。ここまで、騙されないで来たのに・・・・・・・あれから、2ヶ月後、RE−TAXのお金は返ってきたものの、予定の半分の金額に減っていました。敵もさるもの、全部帰ってこないと問題になると思って半分を自分達の懐に入れたのです。皆さん、旅行は最後まで気を抜いてはいけまシェ〜ン。皆さん、甘い言葉とイタリア人男性にはご用心ご用心。(決して、自分がもてると思うべからず)

by  怪獣ボスデスモン

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