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最近、ロンドンでは食の部分に変化が起こっている。有能な若手シェフがレストランをオープンし人気を呼んでいる。リージェントストリートを一本内側に入ったところに新しくプロデュースされたレストランが出来始め、若手シェフが腕を振るっている。
今回は、アフリカのモロッコ料理に挑戦。店内は壁、床、ドアの1つ1つに至るまでかなり手が凝っていてお金をかけている。また、トイレに行く地下の通路はろうそくで照らされ、細部にまで気を使って雰囲気を出している。でも、ちょっとトイレに行くまで、お化け屋敷のような感じもしないでもない。どちらのドア−が女性用かわかりにくく、間違って男性用を開けてしまった。そこは、滝が流れているような作りをして、ここはトイレ？という感じだ。トイレットペーパーも綱引きのような太いロープに通してセットされていてちょっと不思議な雰囲気。店内のスタッフは、MOMO特性のTシャッツのユニフォームでフレンドリーな雰囲気をかもしだしている。
お昼は、セットメニュー。オードブル、メイン、デザートから選ぶスタイルで、14ポンド〜20ポンド。もちろん夜はアラカルトでメニューの内容は変わる。
アルコールの種類も豊富だ。カクテルもかなり研究されていて、今回ウォッカベースでハーブを入れたMOMOスペシャルをオーダー。お酒を飲めない人の為に、バージンカクテルも用意されている。見た目は、ハーブが池の中に浮かぶ藻を想像させるが、飲んでみるとさっぱり味で美味しい。ジュースのようにグイグイ飲めてしまうので、怖い。（女性or男性をノックダウンさせるには最適な飲み物？？？）
大勢で行けば、多くのセットメニューからオーダー出来る為、色々な種類を食べることができる。特に、気に入ったのは、オードブルからは、ベジタブルスープ。豆を主体としてトマトベースで仕上げたあっさり味。日本人の口にあう。
メインからは、チキンとベジタブルクスクスとベジタブルタジーン（野菜の煮込み）
どれをとっても、体に優しいといった感じ。クスクスはもちろん粟、ヒエ類の一種の穀物だし、それに、野菜を煮込んだルーを好みの辛さにアレンジしてクスクスの上にかけて食べる。
特に、ベジタブルタジーンは野菜の甘味が引き出され美味しかった。料理の1つ1つにハーブが効いているが、あまり気にならない。これからみても、オーナーはかなり健康重視志向の人なのだろう。
残念だったのは、デザートがチョット私達には甘すぎたことかな。
油をあまり使わないヘルシーなモロッコ料理。イギリスにいる事を忘れてしまいそうな空間に一度、足を踏み入れてみてはいかがでしょう。
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