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トゥールダルジャンのセカンド発見

トゥールダルジャンのセカンド発見
おすすめ度:

花の都、パリ。あこがれのパリに折角来たんだから・・・
「美味しいフレンチを食べたーい」
あの、「鴨で有名なトゥールダルジャンに行ってみた〜い」
でも、ちょと敷居が高くて値段が心配というあなた。見つけてきました。
ナ・ナ・ナントあの、トーゥルダルジャンのセカンドのお店があったのです。お店の名前は「La Rotisserie du Beaujolais ラ・ロティスリー・デュ・ボジョレー」

本店のトゥールダルジャン系列が経営しているお店なのです。場所も本店の道をはさんで隣。こんなに、本店と近いということはかなり、味も期待出来そうでしょう!
だって、本店の目がこんなに近くにあるのですから、下手なものをだしたら本店の名がすたる。

行ってみると、外見はカジュアル。気取らずに食事が出来るというブラッスリーといった雰囲気。席は、30席ぐらいでしょうか。キッチンとテーブル席が近く、調理をしているシェフの顔が見えます。キッチンの傍では、クルクルとローストされている鴨が見える。
さすが、鴨で有名なお店だけあり。特に、ここはグリルがお薦めとか。
メニューを見ると、やはり、フランス語。皆、凝り固まって、20分ほど、メニューの解読にかかる。(ま〜、フランス人はメニューでじっくり1時間ぐらい使うらしいから、20分なんて、可愛いもん??)

でもこの、沈黙状態が何とも言えない。結果的に皆が解るのが、フォアグラのソテーとか、テリーヌとか、ダック、ソールのムニエル・・・。他も知りた〜いと思っていたところに、「宜しければ、メニューの説明をいたしますが」と、救世主の王子様登場!!!
何と、ここでシェフの見習として働いている日本人が現われました。その時に、皆のホットした顔 顔 顔。
「なーんだ。いらしたんだったら、もっと早く出てきてくれればいいのに〜」と言ったら、
「あまり早く出て行くと、折角、パリに来て異国の情緒を楽しみたいのにと嫌う人もいるんです。」というお言葉が返ってきました。
なんという気遣い。さすが、トーゥルダルジャン。私達も、見習わなければとあらためて感心。
セカンドといえども、この、気配りは超一流。
取りあえず、全部説明してもらってからオーダーを決めた。

メニューの中には、4種類も子ウサギちゃん料理が入っていました。
何でも、食べれるボスですが、どうも子うさぎだけは、以前食べて匂いが強くて食べられなかったので、オーダーする勇気はなかった。(本当はあっさりしているらしい)
結局、私は白鶏のロースト(今月お薦め)とフォアグラのポアレに決定。量を聞くとかなりのボリュームという事で、オードブルは2人で1つにする事にした。
これも、言葉が通じると余分に頼まなくて助かるよね。
味は推して知るべし。やっぱり、美味しい!!!
フォアグラにかかっているソースは、チョット甘く臭みをとるのに役立っているし、鴨のソースは、8時間も手間、暇かけて煮込んであるという、本店と同じ作り方だそうだ。

また、嬉しいことに、ウエイターの人達がフレンドリーな事。
結構、パリのフランス人って日本人に素っ気ないんだよね。
肩肘張らず、美味しい料理を食べたい人には最高です。

外のセーヌ川を見ながらお食事なんて、なんて優雅でしょう。(おしゃべりしていてそんな暇なかったけどね)
帰りには、隣がトゥールダルジャンのお土産ショップなので、グッズやワインが購入できます。

ちなみに今回はお店のアイドル「ボジョレー」にも会えました。













La Rotisserie du Beaujolais [ ラ・ロティスリー・デュ・ボジョレー ]  

住所:19 Quai de la Tournelle 5e PARIS
電話:01 43 54 17 47
時間:12:00〜14:15/19:30〜22:30(月曜定休)
アクセス:地下鉄 Maubert-Mutualite駅
予約:要予約
ドレスコード:昼間はタイ着用の必要はないが、チョットお洒落をしたほうが、サービスがいいと思う。
予算:60ぐらい。ワインの種類はあまり多くなく、値段も手頃。

by 怪獣ボスデスモン

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