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パリでも大評判のジャンポール・エヴァンのマロン・コンフィイ

パリでも大評判のジャンポール・エヴァンのマロン・コンフィイ
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今回はおいしいお菓子をご紹介します。今、パリで話題のジャンポール・エヴァンのチョコレートショップ。日本にも上陸していますが、日本では、なかなか手にはいらない、ここのマロン・コンフィイってご存知ですか?

ジャンポール・エヴァンといえば、数々の賞を取っているお菓子職人ですが、彼が、得意とするのは、チョコレート。日本では一粒が何百円もしちゃうけれど、食べると幸せになれます。ジンジャーをベースにスパイスを加えて大人の味に仕上げた、香り豊かでリッチな味わい。
とろけるような、滑らかな舌触り。勿論、彼の作るチョコレートもいいけれど、今回はぜひとも、マロン・コンフィイをご紹介したいのです。
看板のチョコレートにも引けをとらないマロン・コンフィイの人気ぶりはお店に入るや否やすぐにわかります。並んでいるお客様方は皆マロン・コンフィイを買い求めています。

お店の側もショーウインドーの一番よく見えるところにそれを大きな鍋ごと陳列しておりチョコレートの売れ行きを凌いでいるのではないかしら?と思えるほど。
それまで、私の頭には超人気の高級チョコレート・ショップとインプットされていたから、ここの「マロン・コンフィイが忘れられない」とクルー友達に聞いたとき内心、「だけど、あそこの十八番はやっぱチョコレートでしょ。」って思っていたのです。
しかし、戴いてみてよく解りました。いやあ、ジャンポール・エヴァンはチョコレートだけでなく、マロン・コンフィイも偉大です。その名前をはじめて聞いた時は日本の瓶詰めにされた黄色い「栗の甘露煮」みたいなものを想像しましたが、実物は、マロングラッセに近い。マロングラッセは周りが砂糖で硬めにコーティングされているけれど、これは外側まで柔らかくネットリとしているのです。そのネットリ感は柔らかすぎず、硬すぎず、栗の持ち味を良く生かした作り方だなあと感心してしまうほど。これが、安っぽいマロン・コンフィイなら、甘納豆みたいに柔らかくなりすぎて、栗がボロボロと砕けてしまうのですが、ジャンポール・エヴァンのはさすがです。
つやつやに光った、マロンを一口いただくと口の中に濃い栗の風味が充満します。けして、甘すぎず風味がしっかりとしている。栗も上質のものらしく、中身がしっかりと詰まっていて一粒一粒が食べ応えがある。じっくりと味わいながら戴きたい一品です。合わせる飲み物は食後なら、ブランデーと共に、ティータイムなら、薫り高いお紅茶と一緒にお勧めします。大変、贅沢なお菓子。日本では、なかなか手に入らないから、ぜひ、パリに行ったら買い求めて欲しい一品です。

ジャンポール・エヴァンのお店を入るとすぐにカウンターには芸術作品と思えるほどの美しいチョコレート達が並んでいます。その次にチョコレートケーキ。その奥にマロン・コンフィイがありますからチョコレートに見とれてマロン・コンフィイを忘れてしまわないように。カウンターにない時はお店の方に聞いてみてください。私のときは奥のほうから出してくれました。ボックスは小さな6個入りから用意されています。
また、お店にはジャンポール・エヴァンオリジナルの紅茶もあります。青い缶に入った紅茶もまた評判です。小さな缶もありますからお土産にも便利です。
チョコレートと共に大人気のマロン・コンフィイぜひ、試してみてください。






Jean−Paul Hevin  

住所:231,Rue St−Honore,1er
電話:01,55,35,35,96
最寄り駅:メトロのConcorde/Tuileries
※どちらかと言うとTuileriesの方が近いです。
営業時間:10:00〜19:30
休日:日曜、祭日
カード:Amex,ダイナース、JCB,VISA,Masterも使えます。
※6個入りで約11.50ユーロ

by マリリン

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